ペーパー用ドリッパー比較
ペーパーフィルター、ドリッパーで違いはあるのか?
先日から、いろいろなドリッパー試しているところですが、今回はペーパーフィルターのドリッパーをレポートしていきたいと思います。
今回レポートするのはこの中からペーパーフィルターを使う3つ。
ハリオV60、カリタ155、カリタ102、の3種類のドリッパーで試してみました。
ハリオV60
セラミックのV60ドリッパー(1~4人分用)
このV60ドリッパーは、らせん状の長いリブと大きな一つ穴が特徴です。
ドリッパーとペーパーフィルターと接する面が少ないので、ネルドリップのような自由度があり、注ぐ速度によって味わいの調整ができる半面、味がブレやすいです。
淹れてみよう
2人分の挽いた豆を淹れて蒸らします。
豆は新鮮なのでよく膨らみます。
二人分までは、いつも使っているプラスティック製の01タイプのほうが使いやすいですね。
セラミックック製のほうは、若干温度も下がりやすい気がします。
私がV60を使うとついつい早く入れ過ぎて、少しあっさり目のコーヒーになる傾向があります。
タイマー見ながら抽出量を調整すればいいらしいですが、めんどくさくってやりませんよね(^^ゞ
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ハリオ V60 透過ドリッパー02 セラミックW VDC-02W [コーヒー/珈琲/おうちカフェ/コーヒーサーバー/ハンドドリップ/ハンドドリッパー/HARIO] 価格:1,620円 |
メリタ155 ウェーブフィルター
セラミック製の155ドリッパー(1~2人用)
ドリッパーにリブがなく、ペーパーフィルターを波型にして湯の抜けを阻害しない構造になっています。
他のドリッパーは、お湯を入れる時ペーパーに直接お湯が流れぬように周りに珈琲豆の土手を作るように丁寧に淹れますが、このタイプはウェーブの中に土手ができるので少々適当に淹れても味がぶれにくいそうです。
淹れてみよう
ドリッパーにウェーブフィルターと挽いた豆をセット
フィルターを奥までセットすると、口が狭くなり少々豆を入れにくい
蒸らした感じはいい感じです。(同じ豆なので当然ですが)
通常カップ2人分以上の量を作るのは厳しいかな
マグカップ2人分作ると、豆が上から溢れそうになりました(^^ゞ
少々雑に淹れても美味しく淹れられるのがよいところですが、このタイプのペーパーフィルター売ってるところが少ないのが難点ですね。
酸味系のコーヒーが美味しく入ると聞いて購入したのですが、たしかに酸味を際立てるような気がします。
使った豆はコロンビアスプレモで、他のドリッパーではさほど酸味を感じなかったのですが、このドリッパーだけ若干の酸味を感じた気がします。
今度はモカとか酸味系の豆で試してみたいですね。
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その他 Kalita(カリタ) 155(1-2人用)x1 /ガラスドリッパー ペパーミントグリーン 5063 ds-1880805 価格:2,886円 |
カリタ102
カリタ102D(2~4人用)
この台形型のドリッパーは日本では一番普及してるのではないでしょうか。
台形型のペーパーフィルターは近所のスーパーなどどこでも手軽に買うことができます。
ドリッパーも、カリタ、メリタ、その他いろいろ売ってます。
そのなかで、カリタのドリッパーは三つ穴で、雑味がでる前に、美味しさだけをドリップするのが特徴ということです。
淹れてみよう
淹れ方は、V60と大きくは違いませんが、お湯の量を少々雑に淹れても一定にお湯が抽出されるので味がぶれにくいという特徴があります。
こちらも、蒸らし具合はいい感じですね。
ペーパーに直接お湯が流れないよう、円を描くように、豆によく浸透するように、丁寧にいれましょう。
ペーパーフィルターで淹れた珈琲は、クリアな液質でややスッキリした味わいです。
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価格:864円 |
その他台形ドリッパー
我が家には、カリタの他に台形ドリッパーが2個あります。
一つは100均(ダイソー)で買ったドリッパー
穴は4つで、カリタと比べてリブは少し低めです。
カリタと比べて、若干お湯の抜けが悪い気がしますが、味の違いはよくわからないというのが正直なところ(^^ゞ
もうひとつは、コーヒーメーカー用
穴は一つで、メリタと同じようなものでしょうか
コーヒーメーカーで淹れた珈琲は、ゆっくり抽出するのと湯温が高いせいか、若干ハンドドリップより苦めな感じがします。
メリタのドリッパーは使ったことがないので、いつか試して見たいと思うところです。
まとめ
同じ豆で、ペーパーフィルターとなると、正直大きな味の違いは分からないと言うのが正直なところ(^^ゞ
液質はどれもクリアです。
前回試した、ネルやステンレスフィルターほどの違いはありません。
抽出スピードや豆の量で、スッキリか、濃いめになるかの違いくらいです。
後片付けはさすがペーパーフィルター、どれも簡単お手軽です。
各ドリッパーのいいところ、悪いところ(参考)
ハリオV60
お湯の淹れ方で、味が変わるので、自分好みの淹れ方ができる。
その反面、味がブレやすい。
ペーパーフィルターはわりと手に入りやすいが、コンビニやスーパー、100均などでは置いてないところもある。
カリタ155 ウェーブフィルター
味がぶれにくく、誰でも簡単に美味しく淹れられる
ウェーブ型ペーパーフィルターは、置いている店が少ない
なんか、かっこいい
台形型ドリッパー
一番普及していて、ペーパーフィルターがどこでも入手しやすい。
淹れ方も、ペーパーに直接お湯が当たらないように、基本を守って淹れれば、簡単に味のぶれない美味しいコーヒーが淹れられる。
正直、どのドリッパー使っても大きな味の違いはないと思います。
ドリッパーの差というより、淹れ方の差の方が大きいと思うので
いろいろ味を変えてみたいと思うのなら、ハリオV60
雰囲気なら カリタ155
手軽さなら、台形型 カリタ102
材質も、樹脂製から、ガラス」、セラミック、ステンレス色々なタイプがありますが、手頃な樹脂製で十分だと思います。(さすがに100均のは少し雑な作りですが・・・)
あとは好みと雰囲気で・・・
今回使った豆はこれ
近所の焙煎店で買った
コロンビアスプレモの中深煎り。
クセがなく、苦み、酸味、旨みのバランスも良く飲みやすい珈琲豆です。